「女子大生」という称号を失っても、輝き続ける方法を思いついた

2017年4月1日、私は大切なものを失いました。


……そう、「女子大生」というブランドです。

昨日までは女子大生だった。1度もリア充にはなれなかったが、キラキラしてた。しかしそんな私も、今日から女子大生ではないんです。

女子大生でなくなってから、女子大生っぽくスタバ商品と自撮りとかしてみたけど、

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キモすぎて、我ながらぶん殴りたくなる仕上がり。輝きなんてもっぱらない。

それでも、あたい、輝きたいの。

そこで、10分くらい真剣に輝く方法を考えた結果、物理的に輝く方法を思いつきました。

簡単にいうとこんな感じ。

①光を集める

②光を浴びる

③ひかり輝く⭐️

さっそく実践してみることに。

STEP 1 輝くための装備を身にまとう

こちらの写真は2年前の、まだ女子大生だったころの私です。

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物理的にも輝いていますが、女子大生だったがゆえに心理的にも輝いています。

しかし、今の私ならもっと輝けるはず。そう思い、今回はこれを使って輝くことにしました。

f:id:puroteinoyazi:20170402005859j:plainそうです、蓄光テープ 光をためると、暗いところで光るあのシールです。

 
まずはこれらを身に纏います。

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完成した姿がこちら。

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本当は、全身にみっちり蓄光テープをつけたかったのですが、この時点でこれらを用意するためにすでに20000円かかっていて、しんどかったので、近未来風なデザインで蓄光テープを貼り付けました。


そしてこの格好のまま、次の場所へ。f:id:puroteinoyazi:20170402014051j:plain

少年野球チームのコーチでは、ないです。


STEP 2 光を全力で集める
装備を身にまとったら、次は蓄光テープに光を集めます。

どうせやるなら、ちゃんと光を浴びたい!ということでここにやってきました。

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そうです、日焼けサロンです。まさか日サロを利用する日が自分にくるとは思ってませんでした。

ドキドキしながら受付を済ませ、いざ…個室へ…

\ ババーーーン! /

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こ、これが日サロマシーン…!!!!

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服の着用と自撮り撮影はオッケーらしいので安心。顔はどうしても焼けたくないのでカバーをつけることに。

 

いざ、日サロ初体験です!

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フォぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおオォオぉおおおおおおおおお

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あの、身体めっちゃ光ってるんですけど

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ってか日サロってもっとサウナみたいに暑いのかと思ってましたが、全然平気でした。

一旦休憩。

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フゥ〜〜〜〜。

さ、もう一浴びしますか。

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ーーーーー30分後。



いい感じに美味しく焼き上がりました。 f:id:puroteinoyazi:20170402013721j:plain

f:id:puroteinoyazi:20170402012202j:plainフォ〜〜〜〜!わたし、光ってる!!!

 

STEP3 光を解き放つ

日サロで光が溜めたので、夜で暗くなった街中に出て、今すぐに輝きを放つ必要があります。

そこで、めちゃくちゃ急いで外に出ました。 

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……あ、あれ? 

 

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あれあれ?????? 

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全然光ってなくない??????
(この写真は、知らないおじさんとのツーショット)

 

そして、あることに気づいてしまったのです。

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東京、明るくね?

それでも「せっかくめちゃお金かけてるから」って必死になって、暗いところを探して彷徨いました。

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若干暗めな路地に入って、力をふりしぼって光を解き放ってみましたが

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ひ、光らねえ…!!!!!私の20000円の光さえも上回る東京のネオンつよぃ。。。

 

f:id:puroteinoyazi:20170402105913j:plain悔しいッ!!!!

そういうことなんです。女子大生でもリア充でもない奴が、輝けるはずなんてなかったんですよ。

 

でも、まだ諦めません。私は輝ける。Yes! I can shine!

しかし、その時は遂にやってきてしまったのです。

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運命というものは残酷です。

実は、何時間も前からこの装備を身にまとっていた私。テープが一度剥がれてしまうと使えなくなってしまうから、しばらくトイレに行くことができていませんでした。

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ぶっちゃけ、もう尿意が限界でした。

 

自分の夢を叶えるために垂れ流すか。

 

人間としての尊厳をとるか。

 

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f:id:puroteinoyazi:20170402025436j:plain圧倒的に後者でした。トイレに一直線でした。これから先も、普通の人間として生きていきたいです。


そして気がつけば、ここはラブホ街。

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トイレに向かって走る私は、たくさんのカップルとすれ違いました。

ふと我に返って、思ったことがあります。

 

あ。だから、私は永遠に彼氏ができねえんだ、と。